

研究室で取らなきゃいけないということで

残念っ!
「僕だってもうガマンのげんかいだよっ!!!」
島では本当にいろんな皆さんに良くしていただいたようです。
最初、一人で野宿だって言うのが心配で。
もし万が一なにか災害があったり事故にあっても
一人じゃ誰も気づいてくれないでしょ?
だから、はじめの一泊だけでいいから
ちゃんと宿とって泊まりなさいって言ったの。
そうすれば何かあっても
宿の人やそこにいた人たちが
「そういえば一人で来てる学生さんがいたな、
どうしたかな」
っていくらか思い出してくれるはずだからって。
たぶんそういうとこの宿だと、
いい釣りポイントとかいろいろ教えてもらえたりして
きっといいよ、って言って。
たぶん、基本コミュニュケーション嫌いの彼は
そう言う関わりがめんどくさいからこそひっそり
一人で泊まりたいんだろうけど、
逃げてないでさ、そういうのだって訓練と勉強の機会じゃんね?
最初は嫌がってたむすこっちだったけど
仕方ないので若干の援助金を渡したら
さすがに宿を取って出かけていった。
結局帰ってきたら
「母さんの言った通りだったわ。
一泊でも泊まってよかったわ」って。
宿の奥さんと後日島のスーパーで会って、
「その後大丈夫?どうしてる?」
と声をかけて下さったり、
ご主人に釣りの話も色々教えてもらったりできたそうで。
中でも一緒に宿に泊まっていた一回りも年齢が上の
社会人男性の2人組さんと知り合い、
その方達が島にいる間一緒に車に乗せてもらって
釣りに行ったりして
連絡先も交換して仲良くしてもらったんだって。
「たぶん、海に落ちたら必ず誰かは
気づいてくれるような状態になったよ」
って。
島で一度会った人とは滞在中
必ずもう一回会うような感じで、
釣具屋のおじさんも毎日「今日はどうー?」
って声かけてくれたりして、
ほんとにみんな優しく良くしてくれたそう。
「良く聞く言葉だけど、ほんとに島の人は優しいわ。」
って言ってた。
野宿するとか、遠くまで一人でにチャリで行く、
っていうとすごいワイルドな感じを想像されがちなんだけど
自己完結の、
コミュニュケーション苦手系のおとなしいタイプなので、
そういう島での人とのつながり、
関わりををもてたことはとてもいい経験になったと思う。
新島の皆さん、息子がお世話になりまして
ホントにありがとうございました。土下座。
そういって伊勢エビ食べて
カンパチのしゃぶしゃぶ食べて、家に一泊だけしたら
また次の日から、今度は大学の友達と
新潟に釣りに行くんだといって再びおなじような装備で
出かけていきました…
一週間ほど新潟と茨城あたりを渡り歩き、
今は家にいます。
毎晩多摩川、品川界隈に自転車こいで釣りに行ってます。
どんだけー。
さ。
そういえば、母遊び歩いてる間に
テント寝袋釣り竿自転車背負ってのむすこっち新島一人旅、
一週間の後、無事帰宅致しました。
途中丸一日は雨で、屋根のあるところの下で
一日本を読んで過ごしたそう。
晴耕雨読か!原始的だな…
まえの日記にも書いたように旅の途中60センチある
でっかいカンパチ釣ったといって送ってきてくれたのですが
「コレ、な」↓
結局いちばんの獲物はこれのみ、だったようで
「小さいのはけっこうたくさん釣れたけど
ちゃんとしたのはあれだけかなあ。」
小さいのは持っていった調理セットで
さばいてその場で刺身にして食べたり
焼いて食べたりしたって。
贅沢ー!
でも、うちに送ってきてくれたのを食べさせたら
「小さいのと全然違うね!
こっちがやっぱりおいしいわ!」
と言ってました。
実際、ホントに美味しかった。
お刺身、づけにして胡麻和え丼、
ワインビネガーでカルパッチョ。
少し日がたったので火を通した方がいいかな?
とやってみたしゃぶしゃぶも大変美味でした。
お腹いっぱいになるくらいかんぱち食べれるってなんか凄い。
まだまだ冷凍庫に残ってるよ!
アラもあるから鍋にしなきゃ。
むすこっち帰ってきたら食べさせてやろうと思ってたのに、
それどころじゃないお土産がまたさらに登場したのです。
今回も帰ってきたときに発泡スチロールの入れ物持ってて、
中に超立派!
ホンモノほぼ初めて見る!なんと
「伊勢エビ」
が3匹も入っていました!!!
泡ぶくぶく出しながら、生きてる…
滞在していた島のキャンプ場にいた
おじさんと仲良くなって、
いただいて帰ってきたそうです。
「カジカを釣りに行こう、って言って
連れて行ってくれたけどなかなか釣れなくて、
そしたらおじさんが
糸と棒だけでひょいひょい!って釣って
やるから持って帰れ、って言ってくれたんだ」
うわーーーよくテレビで見る島生活…
「ガサっ…がささっ…」
↑むすこっちの足がサンダル柄になっとる
他にこの子達↓
でも私的には「こ、これどうしたらいいの…」
って感じですよ…
むすこっちと一緒にネットで調べつつ
お湯で茹で上げることにしました。
あまりにすごいので写真撮ろう!といって
これ撮ろうとしたんだけど
突然大暴れ!!!
周りのコップ類なぎたおして大騒ぎに。
あわててむすこっちが押さえたところの写真。↑
私なんか超田舎育ちのくせにこういうのてんでダメで、
「ぎぃゃあああああああぁ!」
とこないだのSMAPライブのオープニングで
木村拓哉が半裸で登場したときと同じ叫び声を上げて(え)
飛び退いてしまったよ…ダメ主婦。
まあ、なんとか二人で協力して茹で上げ、
事なきを得ました…
ゆでたらものすっごい綺麗な赤になった。
あまりにめでたすぎる、目を疑う光景。
思わずお正月用のお皿を出してきてしまいました。
めでたい…
パパさん帰宅後、美味しい日本酒と一緒に
有り難く戴いたんですが、
大味なのかなと思いきや、
カニみたいな濃厚なお味〜〜〜!! 身もしっとり。
伊勢エビなんてほぼ初めて食べました。
ナカイ友達に写真撮って送ったら、
「うわあ!みそ汁だ!みそ汁がいい!」
と三人いろいろな感想を口々に。
中でも
「氷と真水で気絶させて調理すればいいのよ、
生きていたならお刺身で食べられたのにね」
と教えてもらえたのには感動。
そうだったのかーーー!
知らないから四苦八苦して、
結局お湯かけておとなしくしてから
ゆでちゃったよー。
入り切るような大きい鍋がなくて大変だった。
さすが料理上手!
お寿司屋さんに教えてもらったんだって。
ホント詳しくてびっくり。
先に聞いてからやれば良かったね、と。
むすこっちも「さすが主婦の集まりは違うな」と
感動していました(^^)
翌日朝、アタマで出汁を取ったみそ汁と
残りの身をバターでソテーして、豪華過ぎる朝食!
いやーびっくり。